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点群データをアップロードしてみよう

Mapray Cloudに好きなデータをアップロードすると、デジタルツイン上にデータを配置することができます。 Maprayで扱えるデータは多種ありますが、ここでは、点群データをアップロードしてみましょう。

事前準備

今回のハンズオンのためにデータを事前に準備しています。 事前準備のサンプルデータのダウンロードからデータをダウンロードしておいてください。 以下、サンプルデータと呼びます。

点群データのアップロード

MaprayではLASやPLYなど、一般的な点群のオープンフォーマット形式のファイルをアップロードすることができます。 ここではlasデータを使います。

データは東京都デジタルツイン実現プロジェクトの点群データを使います。 サンプルデータのpointcloud/の下に6つのlasファイルを準備しています。 東京タワー周辺の点群データです。

PointCloud Dataset Dashboard

Mapray CloudのグローバルメニューからDatasetsを選択します。 Datasets 2D Dashboardが表示されたら、Point Cloudタブをクリックします。 するとDatasets Point Cloud Dashboardが表示されます。

dataset-pointcloud-dashboard

アップロード

右上のNew Point Cloud Datasetボタンを押します。 すると、Point Cloud Datasetアップロードダイアログが表示されます。

upload-pointcloud-dialog

lasファイルのドラッグ&ドロップ

まず、Drag a folder to this area to select files に、サンプルデータの

pointcloud
フォルダをドラッグ&ドロップします。(lasファイルを直接ドラッグしてもOK) Filesとpathに自動的にアップロードするファイル一覧が表示されます。

dataset-building-upload-dialog

データ属性の設定

取得したデータの空間参照系に合わせてデータを設定します。 今回のデータは、 平面直角座標9系です。 また、日本のデータによくあるのですが、 X軸が南北方向、Y軸が東西方向になっているものが多いです。 このようなデータはSwap XYで南北を入れ替えることができます。

その他の値は以下の表を参考に入力してください。

設定項目
Name 東京タワー (任意で良いです)
Description 未入力 or 任意
File Type LASer(LAS)File Format(*.las)
Coordinate System JGD2011
SRID 6677 - JGD2011/Japan Plane Rectangular IX
Swap XY チェック

Tips

点群データは一般的に測量で取得したものが多いです。どのSRIDで取得したかはとても重要です。

アップロード開始

入力が終わったらOKボタンを押します。データがアップロードされます。 アップロードが完了するとデータ変換作業が始まります。

データの表示

3分ほどするとPoint Cloud Dataset Dashboardにデータ項目が表示されます。 Statusがオレンジにアイコンから、緑色になれば変換が終了しています。

Warning

赤いStopアイコンが出ると変換にエラーが起きています。エラーメッセージを確認しましょう。エラー内容によってはメッセージが不明瞭な場合もあります

「東京タワー」の右側にあるEditボタンを押します。 するとデジタルツイン空間の中に東京タワーの点群データが表示されます。 表示されれば成功です。

dataset-pointcloud-edit